八十路に向かって-Go for 80!

人生いつのまにか七十年過ぎ八十に向かう老婆の独り言です。

メンフィス旅行中、雨嵐🌀に遭遇したこと

100日チャレンジ52日目

おはようございます。

ミネソタ滞在中、休みになると車で家族旅行をよくしました。一年目の冬、寒いミネソタを離れ南部メンフィスに住む友人を訪ねる旅行をした時の事です。

ミネソタウイスコンシン→アイオワイリノイ(シカゴ)で一泊して→テネシー(メンフィス)へとフリーウエイを使っての旅です。

アイオワ州辺りから車窓から見える白い雪景色が消え地面の色が見えてきて、泊まったシカゴでは美味しい日本食を食べ元気にテネシーに向かいました。メンフィスの友人宅には遅くとも夕方までには到着予定でした。

しかし、あと少しでメンフィスという時、高速道路上でいきなり猛烈なレインストーム(雨嵐)に遭遇。雨がどんどん激しくなり走行中の車は全てスピードを落とし始め、すぐ前を走っていたトラックのテールランプを頼りに運転していたのですが、それも見えない状態になり、危険なので道路上慎重に車を脇に寄せて停止。午後3時頃で視界ゼロ(辺り真っ暗)の状態。

こうなると恐怖しかありません。私は運転席で揺れる車のハンドルをしっかり握り夫は後部座席で子供の手を強く握って凄まじいストームが去るのを無言で待ちました。

どのくらいそうしていたでしょうか?

しばらくして霧が晴れるように徐々に外が見えるようになり(あ〜助かった!と思いました)道路脇に停止していた前のトラックが動き始めたので私たちもトラックについてゆっくり走り出しました。

メンフィスの友人宅に予定より遅れて無事到着すると米国人の友が「よかった・よかった」と涙ながらに抱きしめてくれました。何でも我々が走っていた高速道路周辺で大きな竜巻が発生し、友人は到着するのが遅れた我々家族を心配していくつかの救急病院に日本人家族が運ばれてないかと電話してくれたそうなんです。

車のラジオもかからず状況がわかりませんでしたが、あの時我々は巨大な竜巻の中にいたのだということが後でわかりました。大陸の自然の脅威を目の当たりにした体験でした。

週末までには各地で梅雨入りの発表があるようですが「恵みの雨」と思ってしとしと雨も趣があっていいじゃないかと楽しみましょう。

 

今日もお読み頂きありがとうございました。

どうぞ良い一日でありますように

皆様の健康と安全をお祈りします。