八十路に向かって-Go for 80!

人生百年時代いつのまにか七十年過ぎ八十に向かう老婆の独り言です。

文化住宅

さて結婚以来引っ越しを18回したのですが今日は昔のアパートはどうだったかについて書いてみたいと思います。

昭和50年代に1階に3軒、2階に3軒入れる木造2階建アパート、通称「文化住宅」と呼ばれる2階建て長屋に住んだことがあります。そこで長男が生まれた訳ですが

玄関ドアを開けてベランダまで何歩あるか数えたことがあって確か15歩くらいやと記憶しております。なんで歩数を数えたかというと、海外に住んでいる友人に日本の住宅がどれほど狭いかを分かりやすく説明するためでした(笑)

その頃、日本の住宅は「ウサギ小屋」と呼ばれていました。

間取りはドア入ってすぐ右横にお風呂、そしてキッチン、それから4畳半と6畳の和室、続いてベランダとトイレという感じ。

洗濯機置き場はその頃はたいてい外のベランダでしたね。水道の蛇口はシングルで出るのは水だけ。だからキッチンのシンクの上にパロマのガス湯沸器を設置して使っていました。お風呂にはシャワーは付いておらずガスで沸かすだけでしたね。

そんな文化住宅でしたが湯沸かし器からお湯が出るだけで儲けもんでしたね。その前はお風呂のないアパートに暮らしていましたから。。

そんな文化住宅で大きいお腹をして(妊娠中)楽しそうに暮らしている我々をみて夫の同僚が言ったこと。

「ここには何もないけど・・・愛がいっぱいある」

お読みくださってありがとうございます。

皆様にもささやかな愛が届きますように