八十路に向かって-Go for 80!

人生いつのまにか七十年過ぎ八十に向かう老婆の独り言です。

モンタナの楽しい夜

100日チャレンジ58日目

おはようございます。

ミネソタ滞在中、夏休みに車で西のワシントン州スポケイン目指して車で旅行した時の体験です。

ミネソタ州サウスダコタ州ノースダコタ州の州都ビスマルクをサッと通過してモンタナ州へ。モンタナ州は日本の四国に匹敵するほどの広さがあります。延々と続く黄金色の小麦畑を通過し夕方近くになったので泊まるモーテルを探しました。

いつもそんな感じで旅行していたのでその時もモーテルはすぐ見つかるだろうと思っていたのですが、グレーシア国立公園の近くで週末だったこともありどこのモーテルも空きなし。

小一時間探して大通りから外れた所で"vacant"「空きあり」の看板を見つけたのでそこに行ってみました。

見るからにshabbyな(みすぼらしい)モーテルでしたが生後10ヶ月と8歳の子連れ旅、背に腹は変えられません。

大柄な原住民のような風貌のオーナーがやって来て

「ここは買ったばかりでこれから改装する予定だがそれでもよかったら泊まっていいよ」的なことを言われたので家族四人で一泊25ドルを支払って部屋を案内してもらいました。

*当時は通常安いモーテルで一泊60ドルくらいでした。

ベッドマットレスはスプリングが今にも壊れそうなくらい沈み、部屋の中のコンセントは使用できず、旅行中いつも持ち歩いている炊飯器でお米を炊くのは外のコンセントを使いました。

万事がそんな具合でしたが、シャワーのお湯は出たし、シーツは新しい清潔なのを渡してくれました。

オーナーから

「今夜ここでパーティするから来ていいよ。ビールくらい飲んでいきな」と招待されたのです。

食事後、人が大勢集まっている庭に出てみたら・・

そこに集まっていた人はほぼ全員が原住民(ネイティブアメリカン)で、楽しそうにタバコをふかし音楽に合わせて踊っているではありませんか。オーナーがやってきて私たちにもビールをご馳走してくれました。

とても楽しいパーティでしたが子供連れなのでビール🍺2杯で引き上げて沈みこむベッドもいいなあと思いながら床についたのでした。

 

何とそのモーテルのレシートを最近見つけたのです。

このレシートから泊まった場所がEssex, Montana だとわかりエセックスってどこだろうと検索してみたのです。

そしたら、ウィキペディア

Essex is an unincorporated community in Flathead County, Montana, United States.

エセックスアメリカ合衆国モンタナ州フラシード区の非法人地域です)とありました。

自治体に属さないで存在している地域なんですね。原住民居留地かと思っていたけどそうではなかったのだ。

今になってこういう地域があることを知ったのでした。

 

長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございます。

良い一日になりますように

皆様の健康と安全をお祈りします。