八十路に向かって-Go for 80!

人生いつのまにか七十年過ぎ八十に向かう老婆の独り言です。

クリスの置き土産のカンサスと名付けられた子猫

おはようございます。

Go for 80! のカメです。

昔々

70年代のころ

クリスというアメリカ人女性がいました。

彼女は1年ほどの日本滞在中、帰国寸前になって子猫を拾ってきたのです。

当時彼女が住んでた通称「外人アパート」ではペットの飼育が禁止されており

回り回って新婚夫婦だった我々の所に半ば強制的にクリスは子猫を置いていったのです。そしてクリスはアメリカへ〜バイバイ

カンサスの大学に行くためにお金を貯めていた私たち、子猫の名前をカンサスにしました。

我々も「外人専用アパート」に負けず劣らずのウサギ小屋と呼ばれていた極小「アパート」に住んでいました。そして共働き。

小さな可愛い野良猫のオスの子猫。ミャーミャーと可愛いのですが日中世話が出来ない。

餌と水とトイレを部屋に置いて仕事に行き戻ると、部屋中走り回って遊んだ形跡とベッドの上から別の場所にも所構わず粗相の跡がありました。

えらい猫もらったもんだ。しつけするにもやんちゃで手が付けられない。猫は砂箱を置いてニオイをつけとけばそこでトイレはするもんですが、カンサスにはどうも当てはまらないらしい。

田舎で家の内外自由に出入り出来る環境で育つ方がカンサスにとっては良いと考え、私の母の里の農家の親戚で飼ってくれないか聞いてみました。

そしたら丁度ネズミが出て困るから猫が欲しいと思ってた所という返事が返ってきてカンサスはそこへ貰われることになりました。

我々はしばらくしてアメリカへ〜

田舎のおばちゃんがしばらくして私の母に子猫の様子を知らせてきました。

「この猫、ネズミを全く捕らん。役に立たんわ」

カンサスはそれでも生涯楽しく田舎で暮らしましたとさ。

人間も猫もいろいろですね。

 

今日もお読み頂きありがとうございます。

良い一日になりますように

みなさまの健康と安全をお祈りします。